2026/04/22 19:20
いつも、うずまき屋をご利用いただきまして誠にありがとうございます!
4月も下旬に入り、種子島のお茶クリタワセの販売から早2週間。ご購入いただきありがとうございます。今年もいいお茶です。そして、鹿児島県を皮切りに他産地も市場開きとなり、いよいよ2026年シーズンも本格的に始まるという時期になりました。
八十八夜もカウントダウンがスタートしていますね。今年も5月2日です。
今年はどんなお茶に出会い、皆様にお届けできるのかと思うとワクワクしてきます🌱
さて、もう数々のメディアやSNSで言われている通り、抹茶原料の碾茶生産が増えることによって煎茶の生産量が少なくなり、その需給バランスの影響で煎茶の価格が上がることが予想されます。
今年のうちに影響を受けた原料の商品はすでに価格改定をしたものもございますが、皆様にお届けするお茶は少なからず価格が上がります。
日々のお茶の値段が高くなること
これは、日常にお茶がある方にとってはやっぱり苦しいことだと思います。
こう書くと悪い方に聞こえてしまうのですが、一方で
農家さんの市場取引価格が上がるわけですので、農家さんにとって良いことで、更には私たちにとっても良いことで今後も引き続き美味しいお茶を作ってもらえるようになるわけです。
農家さんがお茶を作るにあたってかかる、肥料や資材、重油、人件費などの経費はどんどん増えていくのに販売価格が低かったら、経営的に難しいのは明らかでした。(他にも機械設備のメンテナンスや新しい設備投資なども)
未来が見えなかったら、当然若い引き継ぎ手もいなくなってしまいます。
きちんと収入を得られる形になって良いものができるというもの。
良いものを作ってもらって、お互いにとって良い値段で私たちが買い取ることで、良いバランスに修正されればと思っています。
そして、問屋の立場からも
父の言葉や祖母の言葉で察するに、40年から50年くらいは、お茶の値段と価値の相場は固まりきっていたと思います。
本当に長い間、価格が変わらない食品だったんだと思います。50年値段の感覚が変わらない商品はこの世に他にはなかなかないでしょう。
問屋さんとしても流通クッション機能は限界を迎えていたと思います。
やっと、物価に合わせて商品価格が変動できる時代になったんだと思います。
これは、本来はゆっくりと変わっていくべきことだったと思っています。
しかし、商売をしている私たちにとって、これだけ長い間固まった価値観の中で価格を上げるということがどれだけ恐怖だったかということも理解しています。なかなか難しかったのでしょう。
いつか誰かの投稿を拝見して意見が一致しましたが、「誰かが悪い」ということではありません。
品質はもちろんですが、価格だって安心して継続して飲み続けてほしいとお茶業界のみんなが思っていたはずです。
そういった気持ちが長い年月をかけ、固まった状況になってしまったんだと思っています。
さて、うずまき屋も例外ではなく
あらゆる商品の価格が改定が必要になると思います。
猪鹿蝶などのレギュラーものなど。
それゆえ、今年の新茶の予約は行いません。
例年ですと4月から始めておりますが、出来た商品から順番に値段を決定し販売を開始してゆく予定です。
当てずっぽうで値段を決めることはどうしても、お客様に対して不誠実であると思ったためです。(予約を取っていらっしゃるお店のことを悪く言っているわけではありません。)
なるべく日々のお茶を守りたいのも本音。美味しいお茶をお届けしたいのも本音。
私たち問屋さんの腕が試されるシーズンですね。
品質も価格も誰もが納得できる形に落ち着かせたいと思っておりますので、上手くいってるなと思ったその時は拍手してお茶をがぶ飲みしてください笑😆
「煎茶 猪鹿蝶」や「うまニガROCK」などの2026年版を楽しみにしていてください!
予約キャンペーンはしませんが、代わりに新茶の販売を開始しましたら新茶キャンペーンをします。
長い文章になりましたが、今年も喜んでいただけるような合組のお茶を作ってまいりますので、一緒に新茶シーズンを楽しんでまいりましょう!