2020/12/16 12:14
このお茶をつくるときはいつも楽しいんです。
もっとも頭を悩ませるお茶でもあるのですが、それゆえ皆様に飲んで頂きたいなぁと思うお茶です。
先日、久しぶりにこのお茶を飲んでみまして、やはり美味しいなぁと思いました。
「ちょうどいい」ってありませんか?
このお茶はどう飲んでくださってもいいお茶で、どんなときにも大体ハマってくれるような、色んな「ちょうどいい」を大体押さえてくれているお茶です。
お茶の香りも火を入れた香りもあるし
旨味や甘味、苦味渋味もバランスよく
すっきりさせつつも鮮やかに緑色。
それらが打ち消し合ったり、相乗効果を出したり
ブレンド(合組)実験しているうちに、段々ちょうどいい感じになっていきます。
足したり引いたり割合を変えたり
毎年、同じお茶はありません。それは同じ生産者でも同じ品種でもありえません。
そのなかで、毎年同じようなテイストのお茶を飲んでいただくためにブレンドをしております。
そろそろ1年が終わり、5ヶ月ほどで新茶の時期になりますね。また、新茶になれば新しい猪鹿蝶のレシピになります。来年もまた楽しい時間を過ごせたらいいなと思った、うずまき屋兄でございました。